Monday, January 14, 2013

犬に訊け「ツースロートの説明書」 S&S® TWO THROAT Carburetor

本文に群馬県のKさんのリンク追加しました



群馬県のKさんより、犬に訊けに相談がありました。

ツースロートを手に入れて組み込み中です。
インターミディエイトの調整について
説明書を翻訳ソフトに突っ込んでみたんですが、
翻訳があまりにストレートで何を言ってるか
○×△◎×☆*○*+×△◎×☆*…
どうしたらいいでしょう?

S&Sは売っているキャブレターや他の品物の取り説をちゃんとサイトにアップしてくれています。
http://www.sscycle.com/uploads/instructions/51-1010.pdf

親切な僕が英語の辞書と翻訳サイトを見ながら訳してみることにしました。
ニッポンの優秀なサイトyahoo!で試してみましょう。

5ページの右側上段
Never close the idle mixture screw tightly as damage to
the needle and seating area in the carburetor body may
result. The throttle stop engine RPM adjustment screw
located on the throttle arm, Part #11-2248, is initially
set by holding the throttle closed and turning the
screw until it contacts the throttle arm stop boss. At
this point it is turned an additional 
1/2 turn clockwise.

これをソフトに入れると…

損害としてしっかりと遊休混合ネジを決して閉じないでください
キャブレターボディの針と座席の地域は、そうするかもしれません
結果。 スロットル停止エンジンRPM調整ねじ
スロットル腕に位置して、Part #11-2248は、まず最初にあります
スロットルを閉じた状態に保って、回ることによってセットする
それまでのネジは、スロットル腕停止ボスに連絡します。 で
それがそうであるこの点は、更なるものを回しました
1/2時計回りに回転。

なんじゃいこりゃ??
恐らく


*注意!
針への損傷やキャブ本体の受け側が傷つかないように、アイドルミクスチャースクリューを強く締め過ぎないでください。
スロットルアーム(パーツ#11-2248)に付いているアイドル調整ネジは、初めはスロットルを閉じた状態で、スクリュー先端がスロットルアームと接触するまでねじを回し、ネジが当たった所から1/2回転時計方向に回してください。



って感じなんだろうと思うのです。





インターミディエイトの項の手前、5ページの左上段あたりから

少し訳してみました。


せっかく訳したので他の人にも役に立つかもしれないので
ここに載せてみます。




*エンジンがかからない原因

●ガス欠、または燃料ホースが曲がってる等、燃料供給が充分でない場合。

●火花が弱い、または火花が飛ばない。

バッテリー電圧がない、あるいはマグネトーが不調。
(*注 - 私たちは、マグネトーの使用をお勧めしません。)

●プラグ・ギャップが広すぎる場合。
ポイント点火のエンジンの場合 .020.022のプラグ・ギャップにしてください。

●点火タイミングが合っていない。
●タペットにクリアランスが狭過ぎる。
●ミクスチャーまたはエンジン回転のセッティングが合っていない。

インターミディエイトジェットあるいはエアブリードの緩み。

*濃過ぎるのか薄過ぎるのか?

キャブの中で火花が吹き返す場合は薄すぎです。

こういう場合、爆発する可能性が高いので、もう一度セッティングをやり直しするまで、
キーをオンにしたままキックを続けないでください。

3回キックしても反応がない場合、あるいは排気管の中で爆発する場合、それは濃過ぎる状態です。

スイッチをオンにして、スロットルを全開にして、生ガスが抜けるまでキックしてください。

*キャブの調整

1. アイドル域
a. アイドルミクスチャースクリュー,パーツ#11-2354は、まず最初に、エンジン始動を試みる前に完全に閉じた位置から2回転半開けてセットして下さい。

*注意!
針への損傷やキャブ本体の受け側が傷つかないように、アイドルミクスチャースクリューを強く締め過ぎないでください。
スロットルアーム(パーツ#11-2248)に付いているアイドル調整ネジは、初めはスロットルを閉じた状態で、スクリュー先端がスロットルアームと接触するまでねじを回し、ネジが当たったら1/2回転時計方向に回してください。

b. エンジンを始動させて、作業できる温度まで暖気してください。

エンジン回転を約800回転/分に調整する。

次に、エンジンが止まるまでアイドルミクスチャースクリューを絞っていってください。
今度はネジを反対回しに、濃くてカブるまで回してください。


アイドルミクスチャーの位置は、それぞれのポイントの中間あたりが正確なセッティングです。
これはスクリューが完全に閉じている位置から、約2~3回転開けた位でしょう。 
そして、スロットルストップスクリューを使って、あなたの最終的な希望のアイドリング回転に設定してください。

個人の使いかたとマシンの環境によって、ちょうどいいアイドリングは異なります。



*注:インターミディエイトシステムは、条件によって変わるので、エンジンが熱い時はアイドリングスクリューを再調整する必要があります

*トラブルシューティング

エンジンがアイドリングしない場合。

●アイドルミクスチャースクリューが適当でない、またはエンジン回転が適当でない。

●マニホルドからの・二次エアの吸い込み。
●オートマチックアドバンスガバナの固着(動きが悪い)

*注:オートマチックアドバンスガバナにスプリングが組み込まれているタイプでは、
基本的に以下の修正を行って下さい。

オートマチックアドバンスガバナを取り外して、掃除してください。
ガバナ両端の各スプリングを引っ張って伸ばしてから再度取り付けて下さい。
これによりバネの張力が増加して、
これにより1400-1600 RPMまでの回転域で回転の低下時にオートマチックアドバンスガバナの反応が悪くなる(戻りが悪くなる)ことを改善します。


●アイドル経路の異物
インターミディエイトジェットが不適切


*インターミディエイト系

 3000回転までのエンジン回転数 または 55-60 MPHの速度域

a.
インターミディエイト域が最も使用されるのは、通常走行の時です。
したがって、最適な性能と燃費効率を達成するためにも
インターミディエイトジェットのセッティングには細心の注意を払うべきです。


一旦エンジンがウォームアップされ、アイドルミクスチャーとエンジンアイドリングがセットされていれば、テスト走行でバイクは約3000-3500RPMで50~60MPHで走るはずです。

スロットルの調節、安定した速度を維持した後にスロットルを(加速ポンプを作動させないように)ゆっくり開くことによりチェックできるはずです。

このチェックはいくつかのエンジン回転のレベルで行うか、または304050 MPHの速度で行うことができます。

エアクリーナーにくしゃみや小爆発が起こるなら、これは、薄い状態で、修正するべきです。
 55~60MPHを巡航している間、「ノッキング」か「スカスカな」状態を感じる時は、インターミディエイトが薄いと考えることができます。


*注-以前に述べたように、アイドルミクスチャースクリューとアイドルストップ・スクリューにセッティングをする時はエンジンが温まっていることが非常に重要です。

これらが適切に調整されていない場合は、インターミディエイト域について、真のパフォーマンスを得る(状況を読み取る)ことは出来ないでしょう。



b. 加速時、マフラーの中へポップしたり、失火する場合は、インターミディエイトシステムが濃すぎる現れでしょう。

より低い回転域で、失火するか、あるいは負荷の少ない低いギアので30003500RPM付近でもたつくなどの症状が現れる。

c. インターミディエイトを薄くする場合、インターミディエイトジェット、パーツ#11-7300の、より小さなセットをインストールしてください。

もう一つの方法は、さらにより大きなエアブリード、パーツ#11-7320のインストールによりより多くの空気の中でブリードすることにより、微妙な変更を加えることができるかもしれません。

d. インターミディエイトを濃くするためには、より大きな1組のインターミディエイトジェットを使うか、またはより小さなエアブリードをインストールしてください。

-適切なセッティングが出ていてもがエンジンが冷えている場合は小さなくしゃみこ起こすことがあります。
この場合はセッティング作業できる温度までのエンジンを暖めるために数マイル乗る必要があります。

e. 平地より高い高度、あるいは暑く乾燥した天候は、さらに細いインターミディエイトジェット(およびより大きなブリード穴)を要求するかもしれません。

その一方で低高度、寒冷地あるいは暖湿潤気候(日本はこれにあたります)は、
より濃い混合気(より大きなインターミディエイトジェットおよび(または)より小さなエアブリード穴)を必要としているかもしれません。

f. 参考までに私たちのデータは

1. 900ccのスポーツスターモデルは.029.046の中間的組み合わせです。
2. 1000ccSportsterR.030.046で。
3. .029.046で「ストック74panhead
4. 80Shovelhead.030.046
5. .98Shovelhead033.046組み合わせ。

インターミディエイトの項おわり。


3. メイン・ジェット
3000RPMか55-60MPH以上から:

a. メインジェットは、平坦なストレートコース、いわゆるドラッグストリップでテストすることが、一番確実にセッティングをできます。 
テストは必ず暖気をしてからおこなうこと。

走行チェックの項目はエンジン回転数と最終速度です。

二回目のテストは.004大きく濃いメインジェットがインストールされている状態で行います。
同じように、エンジンの回転数と最終速度はしっかりチェックしてください。 

最終的に最高速度が落ちはじめるまで、この手順(0.04ずつ大きなジェットを装着してテスト走行)を続けて下さい。

 そして、メイン・ジェットで最大のエンジン回転と最高速を獲得するために
最高速と最高回転を出したジェットの中で、一番小さいジェットを選択するべきです。

メインジェットのセッティングをする時は、毎回一定した時速を獲得するために努力してください。 
「最高速と最高回転を得るということ=最も良いジェッティング」の指標であることがわかっています。

b. エンジンが各走行の直後にキルスイッチで止められるなら、スパーク・プラグの焼けで濃い、薄いをチェックするのも良いかもしれません。 
ただ、プラグの色が、必ずしもドラッグコースでのキャブセッティングのよい指標になるとは限りません。
私たちは、ガソリン、使用されるプラグとヒート・レンジのガソリン添加剤、エンジン熱(イグニション・タイミングによる)およびタイプの違いやブランドがプラグの焼けを大幅に変えてしまうことを知りました。

新しいプラグは、適切にプラグ色が出るまで
ある程度の時間、路上テストを走ることが必要になります。

あなたが、プラグからの情報を読み取るのを上手になりたいなら、
すでに立証されている組み合わせを使用して、多くの具体的情報を得るためにスパーク・プラグメーカーに相談するのが最も良いことです。
 チャンピオンのレーシング事業部には、非常に有益な小冊子があります。 詳細に関しては、以下に連絡先を書いておきます。 
Champion Spark Plug Company
P.O. Box 910
Toledo, Ohio 436016

C. もしドラッグコースででメインジェットのテストを行うことができないなら、
"RPMing"方法を使用できます。
この手順は、エンジンがシフトアップの回転数に達するまでににどれくらい早く、スムーズにバイクが走るかをチェックする方法です。 
レーシングの条件下では、このポイントは、馬力がピークに達した後、尻つぼみになり始めるところです。
 ギヤを通してエンジンが最も強く回るメイン・ジェットか、回転数が一番よい状態です。
 私たちの経験では、約.006より小さい(より薄い)サイズだと、ポップ音をたてるか、キャブレターで「くしゃみ」が出て、または止まります。

.006より大きいジェット(より濃いジェット)は、エンジンをモッタリさせるか、ぐずるでしょう。

d. あるエンジン、特にSportsterモデルでは、濃過ぎるメイン・ジェット状態はわずかな失火としてインターミディエイトからメイン・ジェットまでの間に時々現れるでしょう。

e. これが3000-4000 RPMで回転を引っぱっている間に起こるなら、より小さいメイン・ジェットを試します。

f. 私たちは以下のデータを得ました。
1. .050台のメイン・ジェットは900ccのSportsterモデル。
2. .052台のメイン・ジェットは1000ccのSportsterモデル。
3. .050台のメイン・ジェットは「ストック74」panhead。
4. .052台のメイン・ジェットは「80」Shovelhead。
5. .056台のメイン・ジェットは「98」Shovelhead、

g. 上記は、標高の600~1000フィートで温暖な天気でした。
もちろん、インターミディエイトの時と同じように、気温や状態に応じて、メイン・ジェット要件はいくらか変わるでしょう。

● トラブルシューティング
エンジンが一定の速度で稼働しない時

燃料が充分供給されていない。ガスタンクのベント通気がふさがれていたり、あまりに小さいペットコックにしていませんか?
ストックHarleyDavidsonのペットコックは、適切なサイズですが、ボアアップした大きいインチエンジンのためには少し足りない場合があるかも知れません。

ニードルとシートアッセンブリーが適切でないことが考えられます。

不完全なイグニション・システム--汚されたプラグ、すり減っているポイント、欠陥があるコイル。
● 不正確なインターミディエイト、そして/または、ハイスピードジェット。
● 空気中の異物、そして/または、流量制限を引き起こす炭水化物におけるガス流路。 取り外してください、清潔な中間介在物は、噴射し、出血します。
● バルブ・トレイン欠陥--悪いバルブ、ねばねばするバルブ、悪いか半端なスプリング、高いリフトカムのための不適当なクリアランス。
● ボール通気は妨害されました。
rpmではなく、意志に蒸気機関を備えてください:
● フュエル・システムでの制限。
● 不完全なイグニション・システム。● 不正確な高速噴射。


僕よりもっとよくわかってる人、この間違いは見過ごせない!ってところを
どうか指摘してください。
これじゃ「犬が訊く」だな。
Kさんのバイクが大変なことにならないよう、
是非お願いします!


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