Monday, January 27, 2014

アリランラーメンとナスカの春を売る仕事と改造と心の余裕の話。

ちょっと今までとタイトルが変わって来ちゃってる気もしますが
みんな元気かよ?
おれは元気だよ!
しかし全然遊んでないよ。
この仕事終わったら温泉とか、ハワイとか、カリフォルニアとか、南米とかいろいろ行きたいとこあるんだわ。
旅行はね、一人が基本。
僕はとてもわがままなので、そしてそれを悟られまいと結構必死でがんばっちゃうので
あとですごく疲れちゃうんだ。
「ひとりが一番気が揃う」っていうじゃん。
だから遠くに行くときは一人。
でも千葉県にラーメン食べに行くときはみんなで行った方が楽しいね。

昔、今から25年くらい前にペルーに行った時、あれは地上絵で有名な町ナスカだったか。
日が暮れて薄暗くなるとどこからともなくお姉さん達が町に現われる。
街灯のまばらな町の角に数人ずつ立ってるんだ。
どう見ても16〜17歳くらい、鼻はすっとして目はぱっちりしてて日本に来たらみんな美人の部類に入る女の人だ。
ただ、なんというか胴体はドスン!ってしてる子が多かった。
売春の是非についてはいずれまた改めて話をすることもあるかも知れないけど、ともかくその時はそんな女の人たちが町やホテルをうろついてた。

その晩の、同室の友達2人がどうしてもお姉さんを部屋に呼びたいって言うんだ。ところが俺はリマに着いた当日に発熱して、猛烈な下痢と腹痛でとてもそれどこじゃない。
脱水になったら困るから
ともかく塩と水で割ったスプライトを飲みながらやっと生きてる状況でお姉さんなんか来てもらっても困る。
幸いベッドは3つあったから「好きなの呼んでいいから、俺は自分のベッドで寝てるから」って言ってるんだけど、どうしても俺も呼ばなきゃダメだって言うんだよ。
今にして思えばおねえさんに背中でもさすってもらってても良かったのかも知れないけど、若さはとはいつもバカさの目盛りでもある。二十歳そこそこの俺はどうしても呼ばなくていい!って言って寝ちゃったんだ。
結局、友達2人が呼んだのか、一体何があったのかはさすがにもう全然覚えてないんだけど痛い腹を抱えながら「ああ、ひとり旅ならこんなことにならないで済んだのに」って思った事だけは覚えてる。
旅は道連れっていうけど、一人もわるくないんだって。

そんな話してたらバイクのこと何書いたらいいかわかんなくなっちゃった。

元々は乗り物の事しか書かないって始めたんだけどね。













田園風景の中に佇むアリランラーメン八兵衛いや、八平。
今度はチャーシューでも買って帰ろかな。

カメラをたすき掛けにして、
走行中さっと撮れるようになってるんだ。

ワニの財布と大変なチェーン。






今年から改造を苦しみながらやるのはやめたんだ。
正確にはやめることにした。

大変であること、そして何度もやり直したり、手を切ったりケガしたり、
体力的にも精神的にもキツいのは間違いない。
でもキツいとか辛いとかいうのが、即「つまらない」に繋がる訳じゃない。
だから改造は楽しい!って言えるようにする。
誰かも書いてた。
痛い苦しいのはみんな同じだけど「もうダメ」って思うかは本人次第だって。

大変なのは間違いないけど、「苦しくて全然楽しくない」のか
「大変だけどやりがいがある」のか「ただ楽しむ余裕がゼロ」なのかはまるで違う。

もちろん僕の場合それは必ず結果に反映されるはず。
少なくとも今までやって来たあらゆる仕事で、つらくて苦しがりながら嫌々やってていいのが出来た試しがない。

もちろんすごくプロ意識が高くて、イヤで辛くて仕方ないのにすごくいいものを作る人もいるだろうけど、僕はそういう域には達していないし、そういう方向は目指してない。
短い一生の大切な時間を費やすんだから、苦しくてつまらないものに費やす時間なんていらない。大変でも苦しくてもどこか達成感や小さな喜びを見出し続けながら作業をしていきたい。

大変で苦労が多くてもそれを楽しめる精神状態とちょっとした心の余裕がさらにいい物を作ることになるって思う。


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