Friday, June 13, 2014

キーリング原型完成

こないだ書いたキーリングは
ワックスで原型を作ってから
可能な限りバリや凹みを取って
ストッキングやスポンジヤスリでピカピカになるまで磨いてから
鋳造に出した。

そして帰って来たのがこれ!


だいたいきれいに出来てるけど、
細かい線のような傷や、造形の時の粗い削り後がそこかしこに見られる。
これはもう織り込み済み。
ワックスのときでは脆すぎるキバや耳、繊細な目の周りは銀になってから仕上げる方が作業性がいいんだ。
反対に大きな面を深く削るときは絶対的にワックスの状態でやった方がいい。

目の周り、しわをとって
凹面はある程度ラフなまま、凸面は水ペーパーと研磨剤で仕上げてやると
ブロンズの彫刻にあるような雰囲気が出て来る。


これを別の型に起こしてそこから量産するから
表面の凹凸や造形の不出来もこの状態がすべて製品に反映されてしまう。
今の仕事は造形ではないし少しブランクがあったけど、
耳の感じ、目や口元なんかはけっこう柔らかい感じに仕上がって来たと思う。
シルバーで鋳造した純銀バージョンも作りたいけど、お値段がけっこう高くなっちゃうからなあ。
自分用に作ろうかな。
ではさようなら!


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