Wednesday, November 18, 2015

スポーツスターのボルトオンハードテールを自宅で作るやり方 その12 サンダー使い放題エリアへの旅

今日は雨になっちゃったから2回めの更新。
先日ハードテールの仕上げをするためにちょっとサンダーかけに山に行って来た。
そう、一人で合宿。
いろいろ仮止めの状態のバイクのハンドルをロボハンの左右逆付けにして
短くて低い積載仕様である。

ランクルのセカンドシートを外してラダーを二連結して
すこし長めの助走をとれば

一人でも積み込み出来る。
特にコツってのはないけど、ステップを畳んでおくことと
左のリアドアを開けておくことくらいかな。

溶接機やサンダーなんかの機材もギュウギュウ詰めに入れる。

ドアを閉めた状態で室内はこのくらい。
5ドアのロングのプラドだけど
積む気になったら全然積める。


Bピラーに内側からタイヤを当てることで助手席もリクライニングできる。
今回は犬もいないのでリクライニング意味無なし。


のんびり国道で旅する気分で走ってると群馬県にイン! 

群馬の入り口藤岡市
せっかくなので

K&Mカスタムサイクルズさんにお邪魔した。


ここに出てくる作業の段取りとか治具とか
手順を見るのが大好きなんだ。

そんでクロサワさんといろいろ話してたら
アーク溶接のやり方を教えてもらえることになった。

アーク溶接ってガスがいらないから外でやるのにもいいし、自宅の100V機でガスボンベなしでもできるし
鉄の棒をクリップみたいのに挟んでバリバリバリバリバリバリバリ!って一見すると
プリミティブな溶接だけど、いろんなことに使えるんだ。

クロサワさんは教え方がすごいうまい!

しばらくやってたらビードも隙間なくきれいに溶接出来るようになってきた。

棒がかなり重要で、ホームセンターで普通に買えるような棒じゃ
なかなか大変なんだって。



太さは2.6ってのだったら100Vでも大丈夫だって。



端材で練習させてもらう。
こういう切断は酸素とアセチレンでやってるんだって。
金ノコの犬号とは大違い。


説明しながら
バチバチバチ…
こんなのもきれいに付いちゃう!

僕も練習させてもらう。
押しつけるんでもなく、離すのでもない感じ。
溶融池って言われる鉄が溶解した部分のどの辺に棒を持って行ったらいいのか、
電圧と板厚の関係
僕が使ってる半自動の機械にも通じる話がたくさんだった。
どっかにバチってアークさせて棒の先端が赤いうちに溶接を始める
とかね。

全部自己流だから教わると気が付くことってたくさんあるね!

ありがとうございました!








さて、クロサワさんに別れを告げて藤岡を出て山に向かう
途中の道で見た気温は2度…

すでに真冬なのである。
今夜はバイクは下ろさずにとりあえず部屋を暖めるか



ともかく寒いのでストーブをつけて




黒鉄さんで譲ってもらった鉄のステーたちを眺める。
きれいに切れてるんだ。


なにかの気配がして外を見ても本当の闇夜



続く…

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